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リニューアル前、最後の高島屋東館ガイドツアー|生きた建築ミュージアム2017 




毎年、秋に開催されている生きた建築ミュージアム フェスティバル大阪(イケフェス大阪)。大大阪の魅力的な建築が一斉に無料公開される建築イベントだ。


今年は、ずっと見たかった髙島屋東別館に当選。
髙島屋東別館は、現在休館中で今後、宿泊施設と商業テナントなどの複合施設としてリニューアルされる予定になっている。(2019年開業予定)
元々は松坂屋大阪店として建築され「東洋一の百貨店建築」とも称された歴史的建造物の姿を見れる最後のチャンス。



集合場所は、高島屋東館の1階ロビー。
イケフェス・フラッグがあると場所がわかりやすい。



館内に入ると早速コレ。煌びやかな造形美。


エレベータの装飾には、アカンサスの葉飾りをデフォルメした柱頭飾り。
階数表示の文字盤も洒落てる。



時間になると20名のラッキーな参加者で建築ツアーがスタート。
工事中なのでヘルメット着用。どんなところまで見せてくれるのか楽しみだ。
案内人は京都華頂大学の川島智生教授。高島屋東別館の建築をよく知る第一人者。


まずは外観。ポイントは1階と最上階。
アカンサスの葉っぱとアーチの装飾をテラコッタで立体的。


堺筋に面した67mもある歩廊(アーケード)


足元はカラフル。



館内に戻って重厚なエレベーターで地下階に移動。
エレベーターの意匠は各階ごとにちょっと違っている。行き先表示の上がり・下りがいいレトロ感。




エレベータや柱に使われている大理石は、山口県産。
大理石が使われたアーチにふさわしい立派な装飾が施されている。



色とりどりのモザイクタイルが敷き詰められた旧食堂。


天井の丸い箇所は、シャンデリアの名残だそう。



さらに地下に行くと広いスペース。



なんとなく地下鉄駅っぽい?と思ったらマジでそうだった。
元々は地下鉄堺筋線の駅が建設されるはずだった跡。先に地下鉄の出入り口を建設したら計画中止になってしまいこの姿に。



地下のエレベータはまるでハイタワー3世…。
傷みの激しい箇所もたくさんあってリニューアルも大変そうだ。



夏はプール、冬はアイススケート場があった屋上松坂遊園への入口
大理石の重厚な手摺りとアンマッチ!?



懐かしい感じのする階段ウインドウのパネル。「屋上松坂遊園」の文字がなんとなくわかる。



昭和35年に建設されたエスカレーターは工事中だから見れた見学ポイントのひとつ。
当時最新の2人が並べるエスカレータはここが百貨店初のようだ。




最後の見学ポイントは屋上。
竣工時はどこよりも高かった百貨店も今ではたくさんのビルに見下ろされてる。
新しい感じがしたけど関西初の屋上プール跡やアーチ窓の建屋が当時を感じさせる。


外から見えあげて空いていた穴がこちら。屋上からは覗き込めそう。怖いけど。



建屋の中は外観のアクセントになっている7階にある3連アーチの真裏。



松坂倶楽部という竹や石畳の和空間があったけど撮影禁止。
今は空調設備になっていた。

以上で高島屋東館ガイドツアーは終了。
地下から屋上まで余すところなく見学できて写真も撮り放題!大満足な生きた建築ツアーだった。

高島屋東館は、大リニューアル中で複合施設として生まれ変わるそうだ。
できるだけ姿を残したいと言っていたけど内部を見た感じ傷みも激しいし作りも古いため今の姿から大きく変わってしまいそう。リニューアルしたら新しい姿を見にきたい。






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タグ:近代建築
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